インプラントは何本まで一度に治療できる?——複数本治療の費用と治療計画の立て方

複数のインプラント治療を一度に行う場合の費用・治療計画の立て方を解説。本数が増えることで検討したい治療法の選択肢も紹介します。

複数本の欠損には別の治療選択肢もある

歯を複数本失っている場合、1本ずつインプラントを埋入する方法だけでなく、本数によっては治療計画そのものを見直した方が費用・身体的負担を抑えられることがある。何本までなら通常のインプラント治療で対応し、どこからブリッジ型の選択肢を検討すべきかを理解しておくことが重要だ。

本数による治療方針の違い

  • 1〜2本の欠損:それぞれの部位に1本ずつインプラントを埋入するのが基本的な治療方針
  • 3本以上連続した欠損:すべての欠損部にインプラントを入れるのではなく、両端に埋入したインプラントで人工歯をブリッジのように連結する「インプラントブリッジ」という選択肢がある
  • 片顎すべての歯を失っている場合:4〜6本程度のインプラントで片顎全体の人工歯を支える「オールオン4・オールオン6」という治療法が検討される

複数本治療の費用の考え方

1本あたりの費用を単純に本数分掛け算すると高額になりがちだが、インプラントブリッジやオールオン4のような治療法を選ぶことで、埋入本数を抑えながら広範囲を治療できるため、トータル費用を抑えられる可能性がある。ただし適用できるかどうかは顎の骨の状態によって左右されるため、CT撮影などの精密検査を経て判断する必要がある。

治療計画を立てる際の注意点

  • 骨造成の必要性を早めに確認する:本数が多いほど、骨量不足による追加費用(骨造成手術)が発生するリスクも高まる
  • 治療期間が長くなることを見込んでおく:複数本の治療は仮歯の期間を含め、通常より長い治療スケジュールになることが多い
  • 複数のクリニックでセカンドオピニオンを取る:治療方針(本数・オールオン4等の適用可否)はクリニックによって判断が分かれることがあるため、比較検討する価値がある

まとめ

複数本のインプラント治療では、単純に本数分の費用がかかるとは限らず、インプラントブリッジやオールオン4といった治療法によって費用・身体的負担を抑えられる可能性がある。精密検査の結果をもとに、複数の治療計画を比較検討することが後悔しない選択につながる。

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