インプラント治療で起こりうる失敗・トラブル——保証制度の有無とクリニック選びのチェックポイント
インプラント治療で起こりうる失敗・トラブルの事例と、保証制度の有無、後悔しないクリニック選びのチェックポイントを解説する。
インプラント治療で起こりうる主なトラブル
- インプラント周囲炎:歯周病と同様にインプラント周囲の歯茎や骨が炎症を起こし、最悪の場合インプラントが脱落することがある
- 神経損傷・知覚異常:下顎の神経に近い位置に埋入した場合、まれに唇や顎のしびれが残ることがある
- 上顎洞への穿孔:上顎の骨が薄い部位で処置した際、副鼻腔(上顎洞)を傷つけてしまうケースがある
- 骨との結合不良(オッセオインテグレーション不全):まれにインプラント体が骨としっかり結合せず、やり直しが必要になることがある
保証制度の有無を確認する重要性
- 多くのクリニックで5〜10年程度の保証期間を設けている:保証期間内であれば、インプラント体の破損・脱落時の再手術費用が軽減・免除される
- 保証には条件が付くことが多い:定期メンテナンスの受診が保証適用の条件になっていることが一般的で、通院を怠ると保証が失効することがある
- 保証の適用範囲を事前に確認する:「インプラント体のみ」か「上部構造(人工歯)も含む」かなど、保証対象の範囲はクリニックによって異なる
トラブルを避けるためのクリニック選びのチェックポイント
- CT撮影による事前診断を行っているか:骨の厚み・神経の位置を正確に把握した上で治療計画を立てているかを確認する
- 執刀医の症例数・経験年数:インプラント治療の実績が豊富な歯科医師かどうかを確認する
- 緊急時の対応体制:トラブル発生時に速やかに対応してもらえる体制があるか
- 説明の丁寧さ・リスク開示の有無:メリットだけでなくリスクも含めて事前にきちんと説明してくれるクリニックかを見極める
トラブルが起きてしまった場合の対処
治療後に違和感や痛みが続く場合は、自己判断で放置せず、早めに治療を受けたクリニックに相談することが重要だ。対応に納得できない場合は、他院でのセカンドオピニオンを受けることも選択肢になる。
まとめ
インプラント治療にはインプラント周囲炎や神経損傷などのリスクがあり、保証制度の有無がトラブル時の負担を大きく左右する。事前のCT診断・執刀医の実績・保証内容をしっかり確認し、信頼できるクリニックを選ぼう。
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